~欧米で話題の「マインドワンダリング」が翻訳出版。モシェ・バー著12月14日発売~
日本国学園大学(現:筑波学院大学)横澤一彦教授が翻訳した書籍『マインドワンダリングーさまよう心が育む創造性』(著モシェ・バー、勁草書房)が、12月14日より刊行
皆さんは、会議や雑談のさなかに、突如としてとりとめのない考えや空想、楽しかった思い出などで頭がいっぱいになってしまい、相手が何を話していたかがわからなくなってしまったという経験があるかと思います。本書はマインドワンダリングと呼ばれるこの現象を、最先端の研究成果と著者自身の物語から探究し、それがもたらす気分の向上や創造力へのプラスの影響を紹介しています。
原書『Mindwandering』は欧米でベストセラーとなりました。横澤教授と著者モシェ・バー氏は25年来の友人です。世界的に著名な科学者である著者と、日本を代表する心理学者である横澤教授の手により、ベストセラーの日本語版が刊行されます。
マイケル・ガザニガ、アンディ・クラーク、カール・フリストン、今水寛氏など、多くの著名人が高い評価を寄せた話題の本です!
【原著】Moshe Bar, Mindwandering: How It Can Improve Your Mood and Boost Your Creativity(Bloomsbury Publishing, 2022)
訳者:横澤一彦教授 略歴
1956年生まれ。東京工業大学大学院総合理工学研究科修了。NTT基礎研究所主幹研究員、南カリフォルニア大学客員研究員、カリフォルニア大学パークレイ校客員研究員、東京大学人文社会系研究科教授を経て、2022年に定年退職し、現在東京大学名誉教授、日本国際学園大学(現:筑波学院大学)経営情報学部教授。工学博士、認定心理士。認知心理学、認知科学の分野で、国際的に高い評価を受けている多数の学術論文を執筆しているほか、単著の「視覚科学」(勁草書房)、「つじつまを合わせたがる脳」(岩波書店)、「感じる認知科学』(新曜社)に加え、多数の編著書がある。