この度、日本国際学園大学(学校法人日本国際学園、つくば市)の倉橋節也教授は、6月28日に開催された一般社団法人 人工知能学会の2024年表彰式において、以下の論文が評価され研究会優秀賞を受賞しました。
論文タイトル「商業施設空調における 室内温度クレーム要因に関する分析」
著者:木俣孝裕 倉橋節也
「研究会優秀賞」
セントラル方式の空調設備が設置された施設では、過剰に低い温度や高い温度となっている場合がありますが、空調管理者が利用者のクレームに対応し続けたことがその一因となっています。本論文では、クレーム情報の「暑い」と「寒い」の感じ方に傾向の違いがあることを見出し、施設に応じた省エネルギー化を進めつつクレーム件数を抑える空調制御手法を実装できる可能性を示しました。
人工知能学会
一般社団法人 人工知能学会(The Japanese Society for Artificial Intelligence)は、1986年に人工知能(AI)に関する研究の進展と知識の普及を図り、学術・技術・産業・社会の発展に寄与することを目的として設立された学会です。現在5000名を超える学会員が所属しています。
【倉橋節也教授 略歴】
企業に勤務しながら、放送大学教養学部卒業。筑波大学大学院経営政策科学研究科修了博士(システムズ・マネジメント)、筑波大学大学院ビジネス科学研究群准教授、同教授、University of Groningen(蘭)・University of Surrey(英)客員研究員、Ruhr University Bochum(独)客員教員、現在日本国際学園大学教授。